スーパーハラスメント義父に呪いをかけられた話⑥
前回のお話はこちら
変な耐性がついてしまったのか、「出来損ない」と言われても「またアホなこと言ってるわ」くらいしか最初は感じませんでした。
愛想笑いを顔面に張り付けて聞いていたら、なんだか周りの様子がおかしい。
さっきまで義父とやりとりをしていた叔母の目は泳ぎ、義母と義姉は眉間にしわを寄せている。
従姉妹たちはスマホをいじり「聞こえませんでした」という雰囲気。
……あれ?
私……
もしかしてすごく酷いこと言われた?
そこでようやく、自分に放たれた言葉の残酷さに気づくのでした。。
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次回、「⑦」に続きます!
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